むし歯治療
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むし歯の原因
むし歯菌
むし歯の直接的な原因です。むし歯菌の出す酸によって、歯が溶けていきます。
糖分
むし歯菌の栄養源！ むし歯菌は糖分を栄養にして歯を溶かす酸をつくり出します。
歯質
歯質の強さは人により異なり、歯質が弱いとむし歯になりやすい傾向にあります。
時間
食事からブラッシングまでの時間が長いほど、むし歯になりやすい環境が長く続きます。
むし歯の進行段階と治療法
むし歯はその症状によりC0～C4の進行レベルに分けられます。以下ではその症状と治療方法をまとめました。ご参考にしてください。
C0 脱灰
症状
初期のむし歯で、白濁が見られます。痛みなどの自覚症状はありません。
治療法
正しいブラッシングやフッ素塗布などで症状が改善することがあります。この段階なら歯を削る必要はありません。
C1 エナメル質のむし歯
症状
歯の表層にあるエナメル質のむし歯です。痛みはあまりありません。
治療法
むし歯部分を削り、白いレジンという詰め物で治療します。
C2 象牙質のむし歯
症状
エナメル質の内側にある象牙質にまでむし歯が達した状態です。甘いものや冷たいものを口にすると痛みます。
治療法
症状によっては局所麻酔を行い、詰め物などで治療を行います。
C3 神経まで進行したむし歯
症状
むし歯が神経にまで達した状態です。激しい痛みが伴います。
治療法
むし歯部分を削り、根管治療を行ってクラウン（被せ物）で保護します。
C4 末期のむし歯
症状
むし歯が歯根にまで達した状態です。神経が死んでいるので痛みはありませんが、膿が溜まると再び激痛を伴うようになります。
治療法
ここまでくると抜歯を選択するケースが大半です。抜歯後の選択肢としてはブリッジや入れ歯、インプラントがあります。